四季の便り

正月飾り
お正月飾りは、主に門松・しめ飾り・鏡餅となります。
飾る時ですが26日~28日或いは30日が良いというのが一般的です。29日は「苦が待つ(末)」という事から避けられ、又、31日は「一夜飾り」となる為28日までに飾る事が出来なかった場合は、30日に飾るのが良いとされています。 (28日は末広がりの8が付いている事から特に縁起が良いとされ、この日を選ぶ方も多いようです。)
併せて、門松・しめ飾りを下げるのは1月7日までが一般的とされ、鏡餅は、1月11日の鏡開きに下げ家族全員でその餅を食べるのが良いとされています。

※地域によって異なる場合があります。
初詣
初詣とは、1年間の感謝と新しい年の始まりを祝うものです。
一般的に初詣には、1月3日まで或いは、7日までが良いとされています、又、初詣に行く際は午前中が良いとされています。神様に新年を迎えることが出来たことを報告するための行事でもある為早く伝える事が 良いとされています。

※初詣には定められた規定はございません。
七草粥
七草粥は、新年の季語とされています。
毎年1月7日(人日の節句)の朝に粥を炊き叩いた春の七草(セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ)と塩を入れて七草粥にし朝食として食べる風習があります。

※地域によって異なる場合があります。
節分
節分とは、立春・立夏・立秋・立冬など季節の変わり目の前日のことをいい、江戸時代以降は特に立春の前日(毎年2月3日頃)を指すようになりました。 災いを家に入り込ませないように様々な儀式を行います。代表的なものが豆まきで豆は「魔目」に通じ、鬼の目を打つという意味があります。節分の食べ物と言えば鰯があります。関西の節分では「恵方巻き」という太巻き寿司を食べる習慣があります。

※地域によって異なる場合があります。
ひなまつり(桃の節句)
3月3日は女の子の健やかな成長を願う節句となります。ひな人形を飾り白酒・菱餅・あられ・桃の花等を供えて祀ります。又、ひな祭りの料理はちらし寿司と蛤のお吸い物が代表的です。
(ⅰ)蛤は女の子の美徳と貞節を意味するものでちらし寿司の具である蓮やエビも縁起がいいものとされお祝い事には使用されます。
(ⅱ)初節句の場合は両家の祖父母を招いてお祝いをする。

※お祝いの仕方は家族・地方によって異なります。
こどもの日(端午の節句)
5月5日は、男の子の成長を願う節句。
五月人形・鯉のぼりを飾り、柏餅・粽を頂きます。又、菖蒲湯に入る習慣があります。

※お祝いの仕方は家族・地方によって異なります。
七五三
11月15日は、数え年で男の子は5歳、女の子は3歳と7歳に晴れ着を着て神社・氏神に参拝しその年まで無事成長した事を感謝致し、これからの将来の幸福を長寿をお祈りする行事となっております。 3歳の髪置き(かみおき)の儀、5歳の袴着(はかまぎ)の儀、7歳の帯解き(おびとき)の儀の儀式が由来となっています。

※お祝いの仕方は家族・地方によって異なります。